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膝痛:外側関節裂隙

今回は、画像内の番号、外側関節裂隙の痛みについてです。
少しマニアックな話になりますが、読んで分からないこと、不安、「わたしかも・・・」という方ぜひとんぼにご相談ください(^^)/

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【外側半月板損傷】
半月板損傷とは、膝への衝撃を吸収する“クッション”(半月板)が壊れた状態のことです。これが損傷すると、膝を動かした際に損傷部分が引っかかったりして、引っかかり感や疼痛、膝を動かせなくなるロッキングという状態を引き起こすことがあります。原因は、スポーツや事故等にて膝をねじった状態で転倒したり、膝関節に負荷がかかった場合や、加齢による半月板の変性、すり減ってきた状態となり軽度の外力等で損傷してしまうこともあります。
治療としては、手術療法と保存療法とがあります。

【変形性膝関節症】
膝関節は、大腿骨と脛骨で成り立っています。関節をつくっている骨の表面には軟骨が存在し、関節の動きを滑らかにし、衝撃をやわらげています。その軟骨が、何らかの原因でいたみ、すり減ってしまうのを変形性関節症といい、軟骨のすり減りが進むと骨の変形へと進んできます。また関節を取り囲む滑膜と呼ばれる組織に炎症を起こします。骨が変形したことにより、膝の曲げ伸ばし等の動きに制限が生じ、歩きだしなどの動き出しに痛みの訴えがあるのが特徴的です。進行してくると、炎症が強くなり、寝ている間なども痛みが出てくるようになります。

前回の内容と同じとなりましたが、いかがでしたか?
半月板損傷も、変形性膝関節症も予防が非常に大切になります。筋トレで硬くて強い筋肉を作ることも一つですが、柔軟で強い筋肉を作ることが怪我予防には大切になります。
とんぼでは、筋硬結と言われるストレッチでは伸びない筋線維が硬く伸びにくくなったところを、柔らかく柔軟性を作ることができます。
病気も怪我もなってからでは遅い!!今からしっかり『身体ケア』をしましょう☆